【2026年大会は開催中止】
2026年8月5日(水)に予定されていた「第367回筑後川花火大会」は、令和8年熊本地震の発生を受けて中止となりました。
関係機関の十分な体制が整わないことに加え、被災者支援を優先するための中止です。延期日は設けられていません。
福岡県久留米市を中心とした筑後川河川敷で、2026年8月5日に第367回筑後川花火大会が開催されます。長門石河川敷と小森野河川敷の2カ所から約1万2,000発が打ち上がり、筑後川の両岸に設けられた6つの会場から観覧できる花火大会です。
有料観覧席は設けられませんが、会場ごとに最寄駅や花火の見え方が異なります。2026年からは予約式駐車場も導入されるため、出発地と帰路を踏まえて観覧会場を選びましょう。
筑後川花火大会2026の早わかり情報
| 開催日 | 2026年8月5日(水) |
|---|---|
| 花火打上時間 | 19:40~20:40 |
| 打上場所 | 長門石河川敷、小森野河川敷 |
| 観覧会場 | 京町、篠山、小森野、長門石、みやき、鳥栖の6会場 |
| 打上数 | 約1万2,000発予定 |
| 有料席 | なし・事前チケット不要 |
| 屋台 | 各会場に出店予定。営業は21:25まで |
| 駐車場 | 予約制。公式駐車場と協力駐車場を用意 |
| 交通規制 | 会場周辺で18:30から実施 |
| 荒天時 | 小雨決行。荒天時は8月7日(金)へ延期し、同日も開催できない場合は中止 |
| 主なアクセス | JR久留米駅、西鉄久留米駅、西鉄宮の陣駅、JR肥前旭駅など |
筑後川花火大会の見どころ
2カ所の打上場所から広がる約1万2,000発
花火は、筑後川の上流側にある小森野河川敷と、下流側にある長門石河川敷から打ち上げられます。ひとつの打上地点を囲む一般的な花火大会とは異なり、広い河川敷を使った2カ所同時の構成が筑後川花火大会の特徴です。
京町会場と長門石会場は長門石側の花火を近くに感じやすく、篠山会場と小森野会場では小森野側の花火が視界の中心になります。みやき会場は両方の打上場所を同時に見渡しやすい会場として、公式観光ガイドでも紹介されています。
河川敷ならではの広い視界と水面の光
筑後川の両岸に観覧会場が分かれているため、建物に遮られにくく、開けた視界から花火を眺められます。大きく開く花火だけでなく、連続して打ち上がる花火や水面へ映り込む光まで、川幅の広さを生かした景観を楽しめます。
会場間は徒歩で簡単に移動できる距離ではありません。花火が始まってから別の会場へ移るのではなく、最寄駅、観覧したい打上場所、帰りに利用する交通機関を基準にひとつの会場を選ぶ形になります。
水天宮の奉納花火から続く370年以上の歴史
筑後川花火大会の始まりは、久留米藩主・有馬忠頼が水天宮の社殿完成を祝って奉納花火を打ち上げた1650年とされています。京町会場の近くには全国の水天宮の総本宮とされる久留米水天宮があり、地域の歴史と結び付いた花火大会です。
現在は久留米市側だけでなく、佐賀県のみやき町と鳥栖市にも観覧会場が設けられています。県境を流れる筑後川を挟み、福岡県と佐賀県の双方から花火を眺められる点も、この大会ならではの広がりです。
花火の打上時間と当日の流れ
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 15:00 | 百年公園の公式駐車場が利用開始 |
| 16:05 | 西鉄久留米駅発の臨時シャトルバスが運行開始 |
| 18:30 | 会場周辺の車両通行規制が開始 |
| 19:30 | 公式YouTubeライブ配信が開始予定 |
| 19:40 | 花火打上開始 |
| 20:20 | 市役所発・西鉄久留米駅行きシャトルバスが運行開始 |
| 20:40 | 花火終了予定 |
| 21:25 | 会場内の屋台営業終了 |
| 22:00 | シャトルバス終了。会場周辺の多くの交通規制が解除 |
| 22:45 | JR久留米駅東口ロータリー周辺の規制が解除 |
| 23:00 | 百年公園の公式駐車場が利用終了 |
河川敷での場所取りは大会当日に限られます。事前にロープやシートを置いたままにする行為は認められておらず、会場内へ自転車を持ち込むこともできません。
有料席・無料観覧エリア
2026年の筑後川花火大会には有料観覧エリアがなく、入場券や事前チケットも必要ありません。6会場はいずれも無料ですが、最寄駅、打上場所までの距離、河川敷の形状が異なります。
| 観覧会場 | 主なアクセス | 会場の特徴 |
|---|---|---|
| 京町会場 | JR久留米駅から徒歩約20分 | 長門石河川敷の打上場所に近く、水天宮側から観覧できる |
| 篠山会場 | 臨時バス降車場所から徒歩約20分 | 小森野河川敷側の中心会場。屋台が多く集まる |
| 小森野会場 | 西鉄宮の陣駅から徒歩約20分 | 小森野側の花火を北岸から眺める |
| 長門石会場 | JR久留米駅から徒歩約30分 | 長門石側の花火に近い。会場入口は階段のみ |
| みやき会場 | JR久留米駅から徒歩約30分 | 筑後川南岸から2カ所の打上場所を見渡しやすい |
| 鳥栖会場 | JR肥前旭駅から徒歩約30分 | 佐賀県鳥栖市側から観覧できる会場 |
篠山会場には、障害者手帳を持つ人と同伴者が利用できる観覧エリアが設けられます。事前登録は不要ですが、入場時に障害者手帳の提示が必要です。
長門石会場は会場へ下りるスロープがなく、階段を利用します。足元への負担を避けたい場合は、ほかの観覧会場を含めて移動経路を選ぶことになります。
佐賀県側の観覧会場は「みやき会場」と「鳥栖会場」
筑後川花火大会の佐賀県側には、みやき町の「みやき会場」と鳥栖市の「鳥栖会場」が設けられます。どちらも大会が指定する公式観覧会場ですが、最寄り駅や花火の見え方が異なります。
| 会場 | 最寄りアクセス | 花火の見え方 |
|---|---|---|
| みやき会場 | JR久留米駅から徒歩約30分 | 2カ所の発揚所を同時に見渡せる |
| 鳥栖会場 | JR肥前旭駅から徒歩約30分 | 小森野発揚所に近く、長門石発揚所の花火も見える |
みやき会場|2カ所から上がる花火を見渡せる
みやき会場は、みやき町側の筑後川河川敷に設けられる観覧会場です。豆津橋付近から河川敷へ入り、長門石河川敷と小森野河川敷の2カ所から打ち上がる花火を一度に見渡せます。
公式観光案内では、ほかの会場に比べてゆっくり観覧できる会場として紹介されています。ただし、混雑しないことを保証するものではなく、河川敷の場所取りが認められるのは大会当日からです。
佐賀方面からも公共交通の基点はJR久留米駅
佐賀駅からはJR長崎本線・鹿児島本線を利用し、JR久留米駅まで約40分。駅からみやき会場までは徒歩約30分です。佐賀県内の会場ですが、鉄道で向かう場合はJR久留米駅が案内上の最寄り駅となります。
西鉄久留米駅から運行される臨時直行バスは久留米市役所・篠山会場方面へ向かう便で、みやき会場行きではありません。みやき会場と篠山会場のアクセスを混同しないよう注意が必要です。
みやき会場近くには予約制の協力駐車場
2026年は予約式駐車場が導入され、みやき会場近くには協力駐車場「マルハンみやき店」が設定されています。最大450台、利用時間は15:00~22:30、料金は5,000円で、会場まで徒歩約7分です。
駐車場の利用には事前予約が必要です。駐車場内や車内からも観覧できますが、駐車位置によっては花火が見えにくい場合があります。
荒天で8月7日に延期された場合も、8月5日の予約が自動的に振り替えられる仕組みではありません。主催者判断で延期・中止となった場合は決済されないため、利用者側ではキャンセルせず、駐車場運営側の処理を待つ案内となっています。
屋台・観覧時の注意点
みやき会場を含む各会場には露店が設けられ、21:25まで営業する予定です。有料観覧エリアはなく、公式観覧会場から無料で観覧できます。
会場や発揚所周辺では18:30~22:00を中心に車両規制が行われます。会場内への自転車の乗り入れはできず、盲導犬などの介助犬を除いてペットの同伴も認められていません。
屋台・会場イベント
屋台は6つの観覧会場に出店予定です。2026年は出店位置の一部が変更され、篠山会場では2カ所に屋台が集まります。花火終了後も21時25分まで営業する予定です。
屋台の営業開始時刻、出店数、個別のメニューは、公式案内では発表されていません。ステージイベントなど、花火以外の会場プログラムについても具体的な開催案内は出ていないため、現時点では花火を中心とした大会として計画されています。
8月5日から7日までは久留米水天宮の夏大祭も行われます。京町会場を選ぶ場合は、水天宮への参拝や地域に伝わる祭りの雰囲気と合わせて過ごせます。
会場へのアクセス
18時30分から広い範囲で交通規制が始まり、駐車場も事前予約制となるため、公共交通を利用するほうが会場までの動線を組み立てやすくなります。JR久留米駅は京町・長門石・みやき会場、西鉄久留米駅からの臨時バスは篠山会場への移動に利用できます。
| 交通手段 | アクセス | 当日の変更点 |
|---|---|---|
| JR鹿児島本線・九州新幹線 | JR久留米駅から京町会場まで徒歩約20分 | 8月5日は在来線の臨時列車を運転予定。正確な時刻は利用日の駅別時刻表で表示 |
| 西鉄天神大牟田線 | 西鉄久留米駅から臨時バスで久留米市役所へ移動し、篠山会場まで徒歩約20分 | 臨時バスは往路16:05~19:45、復路20:20~22:00 |
| 西鉄宮の陣駅 | 小森野会場まで徒歩約20分 | 駅から会場までは徒歩移動 |
| JR長崎本線・肥前旭駅 | 鳥栖会場まで徒歩約30分 | 佐賀県側から入退場できる |
| 自動車 | 予約済みの公式駐車場または協力駐車場を利用 | 18:30以降は会場周辺へ進入できない区間がある |
西鉄久留米駅と久留米市役所を結ぶ臨時シャトルバスの運賃は、大人210円、小学生50円です。市役所の降車場所から篠山会場までは徒歩約20分かかります。
博多駅からJR久留米駅までは在来線の区間快速で約40分、九州新幹線で約17分が目安です。天神方面からは、西鉄福岡(天神)駅から西鉄久留米駅まで特急で約31分となります。
以下の地図は篠山会場周辺を表示しています。京町、小森野、長門石、みやき、鳥栖の各会場は別の場所にあるため、利用する駅と観覧会場の組み合わせに注意が必要です。
駐車場・交通規制
2026年から、筑後川花火大会の予約式駐車場が導入されます。駐車場を予約していない車が当日に利用できる無料駐車場や、会場付近で自由に駐車できるスペースは設けられていません。
百年公園の公式駐車場
| 場所 | 久留米百年公園 |
|---|---|
| 台数 | 370台 |
| 利用時間 | 15:00~23:00 |
| 協力金 | 1台3,000円 |
| 会場まで | 徒歩約25分 |
| 利用方法 | 事前のオンライン予約が必要 |
百年公園以外にも、民間事業者による協力駐車場が設定されています。料金、利用時間、会場までの距離、荒天時のキャンセル条件は駐車場ごとに異なります。
予約時に発行される駐車券は、当日にスマートフォンなどで提示します。周辺の商業施設や店舗、月極駐車場、私有地を大会観覧のために利用することはできません。
主な交通規制
| 規制区間 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 各観覧会場・打上場所周辺 | 18:30~22:00 | 車両通行規制 |
| JR久留米駅東口ロータリー~縄手交差点 | 18:30~22:45 | 車両通行規制 |
| 小森野橋 | 18:30~22:00 | 全面通行止め |
| 長門石橋下流側歩道 | 18:30~22:00 | 通行止め |
| 京町会場北側・南側の堤防道路 | 18:30~22:00 | 全面通行止め |
| JR久留米駅東口ロータリー | 18:30~22:45 | 歩行者専用 |
西鉄バスの一般路線も、規制時間帯には一部区間の運休や迂回が行われます。18時48分と20時18分に久留米地区を通る福岡空港行きの便はJR久留米駅に停車せず、縄手の停留所を利用する案内となっています。
混雑と帰り方
会場周辺の道路状況が大きく変わる目安は、交通規制が始まる18時30分です。この時刻以降は車両で近づける経路が限られ、路線バスにも区間運休や遅れが見込まれます。
花火終了後は、6会場からJR久留米駅、西鉄久留米駅、宮の陣駅、肥前旭駅などへ観客が一斉に移動します。京町会場と篠山会場では退場方向が案内される場合があるため、係員の誘導に沿って駅やシャトルバス乗り場へ進む形になります。
西鉄久留米駅へ戻る臨時バスは、久留米市役所から22時まで運行されます。篠山会場から市役所までは徒歩移動となるため、花火終了直後にバスへ乗れるわけではありません。
屋台は花火終了後も21時25分まで営業します。すぐに駅へ向かう方法だけでなく、会場内で少し時間を置いてから帰路に入る選択肢もありますが、混雑の解消が保証されるものではありません。
当日は会場周辺で携帯電話がつながりにくくなる可能性があります。同行者とは利用駅、観覧会場、はぐれた場合の集合場所をあらかじめ具体的に決めておくと、別々の駅や対岸へ向かう行き違いを防げます。
JRの臨時列車は8月5日に運転予定ですが、利用する路線と方面によって発車時刻が異なります。JR九州の駅別時刻表で利用日を8月5日に設定すると、当日の列車を確認できます。
荒天時・延期・中止
小雨の場合は開催されます。強風や大雨などで8月5日に開催できない場合は8月7日へ延期され、延期日にも実施できない場合は中止となります。
当日の開催判断は、8月5日の16時頃に行われる予定です。大会公式案内と久留米観光コンベンション国際交流協会の公式Xで発表されます。
8月5日から延期となった場合、百年公園の公式駐車場予約はすべてキャンセルとなり、協力金の半額が返金されます。延期日の8月7日には百年公園の公式駐車場は設けられず、協力駐車場のみが利用対象です。
民間の協力駐車場は、それぞれ異なるキャンセル規定が適用されます。荒天が予想される場合は、予約した駐車場の規約と返金条件を参照する必要があります。
周辺観光・宿泊との合わせ方
久留米水天宮
京町会場に隣接する水天宮は、筑後川花火大会の起源と深く結び付く場所です。2026年8月5日から7日までは夏大祭の期間にあたり、花火だけでなく、久留米で大会が受け継がれてきた背景にも触れられます。
久留米城跡
篠山会場は、旧久留米藩主・有馬氏の居城だった久留米城跡の下に広がります。JR久留米駅から城跡までは徒歩約15分で、日中に石垣や有馬記念館周辺を巡った後、河川敷へ下る流れを組めます。
石橋文化センター
石橋文化センターは庭園、美術館、文化施設が集まる久留米市街地のスポットです。西鉄久留米駅からバスで約5分、徒歩約14分で、庭園は17時まで開園しています。日中を館内や庭園で過ごし、西鉄久留米駅へ戻って臨時バスに乗る行程に組み込めます。
宿泊する場合は、帰りに利用する駅を基準にエリアを選ぶと、花火終了後の移動を減らせます。京町会場からJRを利用する旅程ならJR久留米駅周辺、篠山会場から臨時バスで戻る旅程なら西鉄久留米駅周辺が候補になります。
筑後川花火大会2026の基本情報
| 名称 | 第367回筑後川花火大会 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年8月5日(水) |
| 時間 | 19:40~20:40 |
| 打上場所 | 長門石河川敷、小森野河川敷 |
| 観覧会場 | 京町、篠山、小森野、長門石、みやき、鳥栖 |
| 所在地 | 福岡県久留米市、佐賀県三養基郡みやき町・鳥栖市の筑後川河川敷 |
| 打上数 | 約1万2,000発予定 |
| 観覧料金 | 無料 |
| 予約 | 観覧は予約不要。駐車場は事前予約制 |
| 有料席 | なし |
| 駐車場 | 百年公園の公式駐車場370台、ほか協力駐車場 |
| 交通規制 | 18:30から会場周辺で実施 |
| 荒天時 | 8月7日(金)へ延期。延期日も開催できない場合は中止 |
| 主催 | 筑後川花火大会実行委員会 |
| 問い合わせ | 筑後川花火大会実行委員会事務局 |
| 公式情報 | 久留米市公式サイト |
まとめ
筑後川花火大会は、2カ所の打上場所と両岸6会場によって、見る場所ごとに景観や帰路が変わる花火大会です。久留米水天宮に続く歴史を感じる京町会場、屋台が集まる篠山会場、両方の打上場所を見渡しやすいみやき会場など、旅行経路に合う会場を選ぶことで、到着から観覧、帰宅までを一続きの行程として組み立てられます。
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