鹿児島を訪れたとき、かるかんや定番の銘菓も気になりますが、せっかくなら、その土地の食卓が見えるようなお土産も探してみたいところです。
鹿児島には、黒豚やかつお、キビナゴを使った食品をはじめ、昔ながらの漬物、奄美の郷土料理、竹皮に包まれた郷土菓子など、県外ではあまり見かけない味があります。家族へのお土産はもちろん、自宅へ持ち帰り、旅の続きを食卓で楽しむのもよいでしょう。
この記事では、鹿児島ならではの珍しいお土産を8つ紹介します。味や食べ方、鹿児島の食文化とのつながりを知りながら、自分に合うものを探してみてください。
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鹿児島ならではの珍しいお土産を選ぶときの4つのポイント
鹿児島らしさや食文化が伝わるものを選ぶ
名前や見た目の珍しさだけでなく、鹿児島の食材や、地域で受け継がれてきた食べ方と関係しているものを選びたいところです。
黒豚と麦みそを合わせた黒豚みそ、かつお節とみそにお茶を注ぐ茶節、干した大根を壺で熟成させる山川漬などは、食べ物の背景まで一緒に持ち帰れます。渡すときに「鹿児島では、こんなふうに食べるんだよ」と話せるものなら、定番のお菓子とは少し違うお土産になります。
誰と、どのように食べるかを考える
自分で少しずつ味わうのか、家族の夕食に並べるのか、親しい人に渡すのかによって、選びたいものは変わります。
ご飯と合わせるなら黒豚みそや山川漬、晩酌を楽しむ人にはキビナゴやかつおの腹皮、家族で囲むなら奄美大島の鶏飯もよさそうです。独特の食感があるあくまきは、鹿児島の郷土菓子に興味がある人へ選びたい一品です。
保存方法と持ち歩く時間を考える
鹿児島らしい食品には、常温で持ち帰れるものだけでなく、冷蔵・冷凍で扱われる魚介や肉料理もあります。旅の途中で長時間持ち歩く場合は、無理に手荷物へ入れず、配送を利用する方法も考えておきましょう。
特に夏場や長距離移動では、買った後の予定も含めて選ぶことが大切です。現地で商品を見つけたら、保冷対応や自宅への発送ができるかを売り場で聞いてみるのもよいでしょう。
食べ方に特徴があるものは一言添える
お茶や湯を注ぐ茶節、きな粉をかけるあくまき、焼いて食べるかつおの腹皮など、鹿児島のお土産には食べ方に特徴があるものもあります。
初めて食べる人へ渡す場合は、食べ方を一言添えておくと、その土地らしさまで楽しんでもらえます。生ものについては、食べる人の年齢や体調、安全上の注意も含めて慎重に選んでください。
鹿児島で珍しいお土産を探しやすいおすすめスポット
鹿児島ならではのお土産を探すなら、駅や空港だけでなく、地元スーパーや物産館、道の駅にも立ち寄ってみたいところです。
定番銘菓とは少し違うものを選びたいときは、漬物やみそ、魚介加工品、冷蔵食品の売り場も見てみましょう。
JR鹿児島中央駅のみやげ横丁・さつまち
新幹線や在来線を利用する場合に立ち寄りやすく、銘菓だけでなく、さつまあげ、海産物、調味料などもまとめて探せます。
旅行の最後に立ち寄れるのが便利ですが、冷蔵・冷凍品を選ぶ場合は、その後の移動時間も考えておきましょう。
鹿児島空港の土産店
鹿児島空港では、県内各地の商品を一度に見比べられます。本土の食品だけでなく、奄美や離島にゆかりのあるお土産が並ぶこともあります。
帰る直前に購入できるため、冷蔵品や少し重さのあるものを探すときにも便利です。ただし、商品の取扱状況は時期によって変わります。
かごしま特産品市場「かご市」
天文館で鹿児島各地の商品を探すなら、県内の食品や加工品が集まる「かご市」も立ち寄りたい場所です。
駅や空港の定番売り場とは少し違う、地域色の濃い商品と出会えることがあります。県内各地のお土産を見比べたい人にも便利です。
地元スーパー、道の駅、漁協の売店
黒豚みそ、麦みそ、甘口醤油、漬物など、鹿児島の暮らしに近い食品を探すなら、地元スーパーも見逃せません。
指宿・山川や枕崎へ足を延ばす場合は、道の駅や漁協の売店にも立ち寄ってみましょう。かつおやキビナゴなど、地域の海と結びついた加工品を探せます。
鹿児島ならではの珍しいお土産おすすめ8選
ここからは、鹿児島の食卓や郷土料理とのつながりが感じられる8つのお土産を紹介します。
自宅の食卓に取り入れやすい鹿児島土産
まずは、ご飯のお供や汁物として楽しみやすい4品です。日々の食卓へ取り入れながら、鹿児島の味を感じられます。
黒豚みそ
白いご飯が好きな人へのお土産なら、黒豚みそは候補に入れたい一品です。麦みそに豚肉を合わせた甘辛いおかずみそで、ご飯やおにぎりはもちろん、野菜に添えたり、焼酎の肴にしたりして楽しめます。
鹿児島で親しまれている麦みその甘みと、豚肉のうま味を一緒に味わえるのが特徴です。温かいご飯へ少し添えるだけでも、いつもの食卓に鹿児島らしい味が加わります。
山川漬
一般的なたくあんとは少し違う、噛むほどに味わいが出る漬物を選びたいなら山川漬があります。指宿市山川地域で受け継がれてきた、大根の保存食です。
干した大根を壺の中でじっくり熟成させることで、パリパリ、ポリポリとした強い歯ごたえが生まれます。熟成した漬物ならではの風味があり、ご飯やお茶漬けにもよく合います。
茶節
「これはどうやって飲むの?」と、食べ方から話が始まりそうなのが茶節です。かつお節と麦みそを器に入れ、お茶や湯を注いで味わう、南薩地域で親しまれてきた食べ方です。
かつお節の香りとみそのコクが重なり、素朴ながらしっかりとうま味があります。しょうがやねぎを添えれば、朝食や、少し温かいものが欲しいときの一杯にもよく合います。
奄美大島の鶏飯
奄美の郷土料理を家族で楽しみたいなら鶏飯!白いご飯に鶏肉、卵、しいたけなどの具材をのせ、鶏のスープをかけて食べる料理です。
一般的なお茶漬けよりも具材とだしの存在感があり、鶏のうま味に卵やしいたけの風味が重なります。さらりと食べられるため、軽い昼食や夜食にも取り入れやすい郷土料理です。
奄美大島開運酒造のフリーズドライ鶏飯は、ご飯に具材をのせて熱湯を注げば、自宅でも奄美の味を楽しめます。
郷土菓子と海の味を楽しむ鹿児島土産
続いて紹介するのは、作り方や食べ方にも鹿児島らしさが表れている2品です。甘いものならあくまき、お酒や料理と合わせるならキビナゴと、楽しみ方も大きく異なります。
あくまき
鹿児島の郷土菓子を、作り方の背景まで含めて味わいたいなら、あくまきを選んでみてはいかがでしょうか。もち米を灰汁に浸し、竹の皮で包んで長時間炊き上げます。
竹皮を開くと、べっこう色をした弾力のあるあくまきが現れます。そのままでは甘さがほとんどないため、砂糖入りのきな粉をまぶして食べるのが一般的です。もっちりとしながら、餅とは少し違う独特の食感があります。
竹皮を開き、食べやすい大きさに切り分けるところからはじまる、鹿児島の郷土菓子らしい商品もあります。チェックしてみましょう。
キビナゴの加工品
鹿児島の海の味を持ち帰りたいけれど、冷凍品の管理が難しい。そんなときは、常温で楽しめるキビナゴの加工品を探してみましょう。
キビナゴは鹿児島で、刺身、天ぷら、塩焼き、一夜干しなどにして親しまれています。小さな魚ですが、身のうま味があり、食べ方によって印象が変わります。
鹿児島県産キビナゴを塩麹とオリーブオイルで仕上げ、レモンやガーリックなどの風味と合わせた商品もあります。
そのままお酒と味わうほか、身をほぐしてサラダやパスタに加えるのもよし。和食だけに限らず楽しめるところも、キビナゴの新しい味わい方を知るきっかけになりますね。
冷凍・冷蔵で味わいたい鹿児島土産
かつおの腹皮や鳥刺しは、鹿児島の食卓をより近く感じられる一方で、温度管理や食べ方への注意が必要です。
旅行中に長く持ち歩くより、販売店から自宅へ送ってもらい、落ち着いて味わう方法もあります。
かつおの腹皮
枕崎や指宿では鰹が有名。もちろん鰹節はお土産で買いたいところですが、是非とも腹皮も見ておきたいところ。腹皮は、かつおの腹側にある、脂のうま味を感じやすい部位です。
鹿児島では焼いて、ご飯や焼酎と一緒に味わわれています。表面を香ばしく焼くと、かつおらしい力強いうま味と、腹側の脂が引き立ちます。
解凍後に焼き、レモンを添えたり、野菜と一緒にホイル焼きにしたりすれば、夕食の一品として楽しめます。
鳥刺し
鹿児島の鶏料理を知るうえで、鳥刺しは外せない食文化のひとつです。鹿児島では、甘口醤油や、しょうが、にんにくなどの薬味と合わせて食べられています。
モモのしっかりした歯ごたえや、胸肉の比較的あっさりした味など、部位による違いも特徴です。モモと胸を組み合わせた鳥刺しミックス商品もあります。
※鶏肉の生食には、カンピロバクターなどによる食中毒のリスクがあります。鹿児島では他県ではびっくりの厳格な基準が設けられてはいるものの、注意して味わいましょう。
持ち帰りが難しい鹿児島土産はオンラインショップも活用しよう
旅先で気になる食品を見つけても、冷凍品を長時間持ち歩けなかったり、瓶や大きな包みが荷物になったりすることがあります。
そんなときは、現地で無理に持ち帰らず、自宅へ配送してもらう方法があります。帰宅する日に合わせて届くようにすれば、荷物を増やさず、鹿児島の味をゆっくり楽しめます。
冷蔵・冷凍のお土産は自宅へ送る方法もある
かつおの腹皮などの冷凍品は、旅行中に持ち歩くより、クール便で送ってもらう方が扱いやすい場合があります。
家族がそろう日や、受け取った後すぐに冷蔵庫・冷凍庫へ入れられる日を選べば、帰宅後に落ち着いて食卓へ並べられます。
重いものやかさばるものも選びやすい
竹皮に包まれたあくまきや、瓶入りの調味料、複数個の詰め合わせなどは、買う量によっては荷物になります。
現地で実物を見ながら選び、その場から自宅へ送る方法なら、帰りの移動を気にせず選べます。
公式ショップや信頼できる販売店を選ぶ
オンラインで購入するときは、製造元の公式ショップや、鹿児島県産品を扱う公的な通販サイトを先に見ておきましょう。
楽天市場を利用する場合も、本文で紹介した商品と同じものか、販売元や配送方法に不自然な点がないかを見たうえで選びたいところです。
現地で売り場を見ながら選ぶ楽しさと、オンラインショップの便利さを使い分けながら、無理なく鹿児島ならではの味を楽しんでみてください。
あなたのおすすめ鹿児島土産も教えてください!
鹿児島には、駅や空港に並ぶ定番のお土産だけでなく、地元の人にはおなじみでも、県外ではまだあまり知られていない味がたくさんあります。
「これはもっと知られてほしい!」「帰省すると必ず買って帰る」「県外の家族に送ったら喜ばれた」そんな鹿児島ならではのお土産があれば、ぜひおすすめを教えてください!
昔から親しまれている郷土の味も、旅の途中で偶然見つけた一品も歓迎です。
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