鹿児島黒牛、かごしま黒豚に続く「第3の黒」として親しまれる黒さつま鶏。ほどよい弾力と、噛むほどに感じるうま味が魅力のブランド地鶏です。炭火焼きや鍋など、さまざまな鶏料理で味わわれます。
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黒さつま鶏とは?
黒さつま鶏は、鹿児島県の畜産試験場で作出された県独自の地鶏です。父方には鹿児島で古くから飼われてきた薩摩鶏、母方には横斑プリマスロックが用いられています。鹿児島黒牛やかごしま黒豚と並ぶ「第3の黒」として紹介される存在。
黒さつま鶏にまつわる話
黒さつま鶏の土台になっている薩摩鶏は、日本三大地鶏の一つで、天然記念物にも指定されている鹿児島ゆかりの鶏です。かつて観賞用や闘鶏用として飼われてきた薩摩鶏を種鶏に、県が肉用鶏として開発を重ねて生まれました。誕生までに6年をかけたと紹介されています。
名前の「黒」は、黒牛や黒豚と同じく鹿児島の食のイメージにつながるもの。黒さつま鶏は、単に色が黒い鶏肉という意味ではありません。鹿児島のブランド畜産を支える一つとして、県内で育てられ、食肉として丁寧に届けられています。
黒さつま鶏はどんな味?おすすめの食べ方
黒さつま鶏は、水分が少なく締まりのある肉質と、細かな筋繊維が特徴とされています。歯切れのよさを感じながらも、かたすぎない食感。脂のうま味があり、焼くと香ばしい香りが立つのも楽しみです。
まず試したいのは、塩でシンプルに味わう炭火焼きや焼き鳥です。表面を香ばしく焼けば、肉の風味がまっすぐ伝わります。鍋や鶏しゃぶなら、火を通した肉のやわらかさと、だしに出るうま味を一緒に楽しめるでしょう。親子丼や鶏飯の具にしても、ご飯とよく合います。添えるなら柚子こしょう、ねぎ、甘口のたれも好相性です。
黒さつま鶏が有名な産地、食べられる主な場所
黒さつま鶏は鹿児島県内で飼養・処理されるブランド地鶏です。県内の鶏料理店、焼き鳥店、郷土料理店、宿泊施設などで出会えるほか、精肉店や加工品として扱われることもあります。鹿児島市の中心部では鶏しゃぶ、炭火焼き、鶏料理のメニューに取り入れる店も。提供部位や調理法は店によって違うため、食べたい料理が決まっているときは事前に確認すると安心です。
黒さつま鶏は家でも美味しく味わえます!
黒さつま鶏は精肉や冷凍・冷蔵の加工品としても流通しているため、家でじっくり味わう楽しみもあります。焼き物なら火を入れすぎず、中心までしっかり加熱しながら肉の弾力を生かすのがコツ。鍋なら野菜やきのこと合わせ、鶏のうま味が出ただしまで味わいたいところです。
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