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九州を知る

九州は、ひとことで語れないたくさんの魅力で溢れています。カテゴリごとに、九州の魅力をまとめました。

九州のここがすごい!

九州の経済規模はシンガポール並み?!

実は九州の経済規模は大きいんです!3大都市圏の外にもかかわらず、日本のGDPの1割を占め、シンガポール並みの規模を誇ります。
他にも人口、面積など様々な指標が日本全国の1割程度。そのことから、「1割経済」とも呼ばれています。

そして近年は福岡市の著しい成長、熊本での半導体バブル、長崎の西九州新幹線開業など、九州各地で更なる盛り上がりを見せています。日本全体としては人口減少や経済停滞といった閉塞感もあるかもしれませんが、九州は一転、いい方向に進んでいけるのかもしれません。

自然も歴史も食も充実した観光大国!

九州は誰もが認める観光大国。世界遺産は5件、国立公園は7つ。火山もあれば温泉もある。文化や歴史にまつわる名所も豊富。野生の熊はいないけど、くまもんもいます。

そして何より、ごはんが美味しい!!
生産地に近くて食材は新鮮、また気候や古くからの大陸との近さから、九州ならではの食文化が発達。

そんな豊富な観光資源を生かそうと様々な取り組みも。近年人気の観光列車ブームの火付け役、JR九州は九州全域で旅行をもっと楽しくするD&S列車を運行。西鉄もピザ窯がある列車を運行したりと、移動そのものをもっと楽しめる工夫までされています。

見ても食べても体験しても楽しい、それが九州なんです。

どこにも負けない!九州を愛する団結力!

九州といっても、7県それぞれの個性が強く、食、文化、方言、自然の雰囲気も大きく異なります。しかし、九州としての仲間意識も強いのが特徴。九州を離れても、同じ九州出身の人と出会えば意気投合できる。そんな心の距離の近さも、九州の魅力です。

九州新幹線が開業してからは、特に九州全体の距離が縮まりました。全線開業のあの伝説的なCMは、今も忘れられません。

九州の基本情報

そもそもなんで九州なの?

九州は、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の7県からなる地域。なんで7州じゃないの?と疑問に思った小さい頃もあるのでは?

ご存じの方も多いかと思いますが、「九州」という名前は、昔この地域が9つの国に分かれていたことに由来するといわれています。筑前、筑後、豊前、豊後、肥前、肥後、薩摩、大隅、日向です。

そして位置関係をよーく見ると、いろいろ面白いことがわかってきます。

肥前は今の佐賀・長崎、肥後は今の熊本にあたる地域。長崎と熊本は県境で陸続きではありませんが、有明海をはさんで近く、方言にも共通するところがあります。地図を見ながら昔の国名をたどると、今の県とはまた違う九州の見え方が出てきますね。

実は意外!面積・人口で見る九州

九州は大きい?小さい?その答えは、見方によって変わります。

面積で見ると、九州全体では北海道の半分ほど。しかし福岡、長崎、佐賀を合わせても福島県の約84%と考えると、小さいとも感じるのでは?さらに九州は山々も多く、人が住む場所は意外と限られているのです。そんな中に日本の1割、約1,280万人が住んでいるんです。よく考えると政令指定都市が3つあり、鹿児島市も人口約60万人と地方都市としてはかなりの規模。

しかし島を含めると一気に広大に。沖縄県のすぐ近く、与論島までが鹿児島県。鹿児島県だけで600kmぐらいあるんです。実に東京-岡山に匹敵するほどの長さ!

そして全国で最も島の多い長崎県は、海岸線の長さは日本一!

なので、海を含めて見ると、九州ってとっても広いんです。だからこそ、自然も食も文化も多様なんですね。

こんなに近いぞ海外!

九州は、日本の中でもアジアに近い場所。福岡をはじめ、各県から韓国や中国、台湾方面への飛行機が数多く飛んでいます。

九州は昔から大陸との交流が盛んな地域。博多、太宰府、長崎の出島など、九州には海外とのつながりを感じられる場所がたくさんあります。港町の雰囲気、異国文化を感じる街並み、各地に残る歴史も、九州らしさのひとつ。

食文化にもその影響が見られます。ちゃんぽん、カステラ、南蛮文化など、九州ならではの味や文化には、外から入ってきたものを受け止め、自分たちらしく育ててきた歴史があるんですね。

九州の歴史

日本の歴史は九州から始まった?

日本の歴史の中で、九州は何度も重要な舞台として登場します。

たとえば宮崎には、天孫降臨や神武天皇にまつわる神話・伝承が色濃く残っています。
古代史最大級の謎ともいえる邪馬台国にも九州説があります。どこにあったのかは今も議論がありますが、佐賀の吉野ケ里など、九州がその有力候補のひとつとされ、九州が古代日本を考えるうえで外せない地域だったことを感じさせます。

そして大陸に近い九州は、交流の入口であると同時に、防衛の最前線でもありました。元寇の舞台となった北部九州は、その象徴ともいえる場所。

神話、古代史、そして国を揺るがす大事件。
日本の歴史を深く見ていくと、九州の存在感は思った以上に大きいんです。

海外文化を受け止めてきた九州

九州は、古くから海外文化と出会い、吸収してきた地域。

鉄砲伝来の種子島、フランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝えた鹿児島や大分。南蛮貿易で栄えた港町や、海外との交流を通じて新しい文化を受け入れてきた長崎。九州には、外の世界と日本が出会った痕跡が、今も各地に残っています。

その影響は、信仰や暮らしにも深く関わりました。キリシタン大名の登場、禁教下で信仰を守り続けた潜伏キリシタン、そして長崎の大浦天主堂での信徒発見。これらは日本の歴史だけでなく、世界のキリスト教史の中でも大きな意味を持つ出来事。

九州は、ただ海外の文化が入ってきた場所ではありません。外から来たものを受け止め、ときに葛藤してきた。そんな魅力が九州の至る所に詰まっているんです。

近代日本を動かした九州

幕末から明治にかけても、九州は日本の大きな転換点に深く関わりました。

長崎は、海外の情報や技術、人材が集まる重要な窓口でした。坂本龍馬が長崎で活動し、亀山社中をつくったことも、その象徴のひとつです。

薩摩藩もまた、近代日本を語るうえで外せません。薩英戦争を経てイギリスとの関係を深め、西洋の技術や考え方を取り入れていった流れは、倒幕や明治維新にもつながっていきます。佐賀藩も反射炉や大砲製造など、早くから近代技術の導入に力を入れた藩でした。

そして明治以降、九州は産業の面でも日本を支えます。八幡製鐵所、三池炭鉱・三池港、長崎の造船関連施設、鹿児島の集成館事業など。九州各地には近代日本の発展を支えた現場が数多く残っており、一部は「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産にも登録されています。

政治、技術、産業。近代日本が動き出すその裏側にも、九州の力がありました

九州の景色

火山が生み出す景色と温泉

九州の景色を語る上で外せないのが火山の存在。九州は日本の中でも屈指の火山王国。桜島の噴煙、阿蘇のカルデラ、霧島や雲仙の山並み。九州の景色には、ただきれいなだけではない迫力があります。

そして火山がもたらす温泉も九州の醍醐味。別府の町に立ちのぼる湯けむり、由布院の朝霧、指宿の砂むし温泉。九州の至る所に、に魅力あふれる温泉があります。

山が動き、湯が湧き、煙がのぼる。そんな地球が生きている感じを見られるのが、九州の景色です。

九州の多彩な海の景色

九州は海の景色も欠かせません。九州本土周辺では、周りを陸地に囲まれ潮の満ち引きが大きい大村湾や有明海では、他の海とは一味違った景色が楽しめます。有明海のムツゴロウは可愛いですが、なんとお土産グルメとしても売られている珍味!

北九州から大分は瀬戸内海。門司のフグ、大分は佐賀関の関サバ、関アジなど海の幸に恵まれています。日豊海岸沿いは夏には岩牡蠣が旬を迎え絶品!

熊本天草では野生のイルカが沢山生息しており、イルカウォッチングも楽しめます。

中央で桜島が噴煙を上げる鹿児島の錦江湾は、海の幸の豊かさだけでなく、実は湾内としては珍しい深海もあり、北側ではレアメタルの鉱脈もあると噂されています。

そしトカラ列島、奄美群島の海では、本土とはまた違った絶景が広がります。

歴史を感じる九州の町並み

様々な歴史の舞台となってきた九州。各地に様々な時代の面影を残す、素敵な風景が残っています。
門司港レトロには、明治から昭和初期にかけて国際貿易港として栄えた面影が残ります。赤レンガや洋館、港の風景が重なり、九州が海外や本州とつながる玄関口だったことを感じさせます。門司港駅舎は、鉄道駅として初めて国の重要文化財に指定された歴史的建造物なんです。

柳川では、城下町の掘割が今も町の景色を形づくっています。水路をめぐる風景は観光用に突然つくられたものではなく、城下町としての歴史や暮らしの名残でもあります。

長崎では、坂道、港、教会、洋館、中華街など、海外との交流を受け止めてきた町ならではの景色が楽しめます。日本の町でありながら、ところどころ異国の影響も感じるのが面白い。

このように、町が栄えてきた記憶が今も景色の中に見えるところが魅力的です。

九州の食文化

ここまでこだわる?!九州の食への熱意

九州の食はうまい!!

ガイドブックには数多くのグルメが並び、首都圏をはじめ全国で九州展が開かれることからも、その人気の高さがうかがえます。

その魅力の源には、食材の豊かさだけでなく、九州の人たちの食に対する熱量があるのではないでしょうか。

たとえば、九州で親しまれている濃くて甘い醤油。甘口が広まった理由には諸説ありますが、新鮮な魚介をおいしく味わうため、という見方もあります。活き締めや神経締めの刺身に、甘みとうまみのある醤油を合わせる。これだけでも、食べ方へのこだわりが感じられます。
そして醤油の種類の多いこと!博多半球の醤油コーナーを覗くと仰天しますよ!!

さらに福岡や大分ではサバを生で食べられますし、鹿児島や宮崎では、鳥刺しを食べる文化も根づいています。地域の味を守るために、衛生管理や流通にもこだわる。

素材だけじゃない。どう食べるかまで含めて、九州の食はうまいのです。

外国の影響を受けたご当地グルメ

大陸に近く、古くから海外との交流があった九州。その影響は、食文化にも色濃く残っています。

特に長崎には、カステラ、皿うどん、ちゃんぽんなど、海外とのつながりを感じる名物がたくさんあります。さらに、福岡や熊本周辺に広がる豚骨ラーメンも、元をたどれば久留米ラーメンへ。久留米ラーメンは、長崎ちゃんぽんと横浜で流行していた支那そばをヒントに生まれたとされています。

ほかにも、大分には南蛮文化を感じる銘菓「ざびえる」があり、、鹿児島のまるぼうろ、げたんはのように、琉球の黒糖文化を背景にした郷土菓子もあります。

外から入ってきた食文化を、そのまま残すのではなく、土地の味として育ててきた。
日本と海外、それぞれの良さが混ざり合っていることも、九州の食のおもしろいところなんです。

九州の食は焼酎でさらに引き立つ

日本を代表する古くからのお酒といえば日本酒ですが、九州のお酒と言えば焼酎。
佐賀県のように日本酒文化が強い地域もありますが、九州全体で見ると、やはり焼酎の存在感は圧倒的。そして焼酎があるからこそ、九州の食が際立つといっても過言ではありません。

九州の食は甘み、旨みに自信あり!でも、だからこそ辛口ですっきりした味わいの焼酎が合うんです。

例えば日本酒はお刺身に合う。それは当然です。でも、九州の甘い醤油につけて食べるお刺身には、より辛口の焼酎が、さらに魚の旨みを引き立てるんです。それは焼いたお肉や、馬刺し、鳥刺しといったものでも同じ。

焼酎を制する者は九州の食を制す。
ぜひとも一緒に味わっていただきたい!

また一口に焼酎と言っても、麦、芋、米、黒糖と複数の種類があり、九州の中でも地域性があるのが面白いところ。九州を周遊しながら焼酎を飲み比べる、なんてのも楽しいですよ。

あなたの「九州を推したい理由」も聞かせてください

九州の魅力は、有名な観光地や名物だけではありません。ふるさととしての九州、旅先として好きになった九州、離れてから気づいた九州。あなたの中にある「九州を推したい理由」も、ぜひ投稿で聞かせてください。

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