九州のラーメンは実に多彩。
豚骨スープひとつを取っても、久留米ではスープを炊き継ぐ「呼び戻し」、佐賀では生卵と佐賀海苔、玉名や熊本では焦がしにんにく、鹿児島では鶏ガラや野菜、魚介、乾物との組み合わせが、それぞれの個性を作っています。
麺も、極細ストレート麺から中太麺、そば粉を使った弾力のある麺までさまざま。替え玉を前提にしたラーメンもあれば、肉・魚介・野菜を一つの鍋で仕上げる麺料理もあります。さらに港町へ目を向ければ、マグロやカツオを主役にしたご当地ラーメンまで登場します。
同じ九州の中で、なぜこれほど違うラーメンが生まれたのでしょうか。この記事では、九州の豚骨ラーメンにつながる長崎ちゃんぽんから、王道の豚骨ラーメン、地域色たっぷりの個性派まで、13種類を紹介します。
※長崎ちゃんぽんは厳密にはラーメンとは異なる麺料理ですが、久留米ラーメン誕生のヒントになったとされることから、九州のラーメン文化をたどる一品として取り上げます。
九州のご当地ラーメン13種をざっくり分類
まずは、今回紹介する13種類の位置関係を見てみましょう。豚骨ラーメンの歴史につながるもの、地域独自の食べ方を育てたもの、豚骨の枠を飛び出したものに分けると、九州のラーメン文化がぐっと見渡しやすくなりますよ。
- 九州豚骨ラーメンの歴史をたどる:長崎ちゃんぽん、久留米ラーメン
- 極細麺と替え玉の文化:博多ラーメン、長浜ラーメン
- 具材や香りで個性を出す豚骨:佐賀ラーメン、玉名ラーメン、熊本ラーメン
- 地域ごとに独自の形を育てた豚骨:佐伯ラーメン、鹿児島ラーメン、宮崎ラーメン
- 豚骨の枠を飛び出した個性派:宮崎辛麺、串木野まぐろラーメン、枕崎かつおラーメン
| ご当地ラーメン・麺料理 | 主な地域 | ひとことで表すなら |
|---|---|---|
| 長崎ちゃんぽん | 長崎県長崎市 | 肉・魚介・野菜・麺を一つの鍋で仕上げる |
| 久留米ラーメン | 福岡県久留米市 | 九州豚骨の原点と呼び戻し |
| 博多ラーメン | 福岡県福岡市 | 極細麺、麺の硬さ、替え玉 |
| 長浜ラーメン | 福岡県福岡市長浜 | 魚市場から生まれた速さと合理性 |
| 佐賀ラーメン | 佐賀県佐賀市周辺 | 生卵と佐賀海苔を合わせる豚骨 |
| 玉名ラーメン | 熊本県玉名市 | 焦がしにんにくを加える濃厚豚骨 |
| 熊本ラーメン | 熊本県熊本市 | 黒いマー油と揚げにんにく |
| 佐伯ラーメン | 大分県佐伯市 | 濃い醤油豚骨とにんにく、こしょう |
| 鹿児島ラーメン | 鹿児島県 | 一つの型に収まらない多彩なスープ |
| 宮崎ラーメン | 宮崎県宮崎市周辺 | 軽やかな豚骨醤油ともやし |
| 宮崎辛麺 | 宮崎県延岡市発祥 | 唐辛子、にんにく、ニラ、卵 |
| 串木野まぐろラーメン | 鹿児島県いちき串木野市 | マグロのだしと漬け |
| 枕崎かつおラーメン | 鹿児島県枕崎市 | 本枯節のだしから具までカツオ尽くし |
同じ豚骨でも、県や町を移動するだけで、麺も具材も食べ方も変わります。ここからは、それぞれのラーメンが持つ「ここにしかない特徴」を詳しく見ていきましょう。
長崎と久留米から始まる、九州豚骨ラーメンの物語
1.長崎ちゃんぽん|肉・魚介・野菜・麺を一つの鍋で仕上げる
長崎ちゃんぽんは、豚肉、魚介、かまぼこ、キャベツ、もやしなど、たくさんの具材を使う長崎の代表的な麺料理です。一般的なラーメンとの大きな違いは、別にゆでた麺へスープを注ぐのではなく、炒めた具材、スープ、ちゃんぽん麺を一つの鍋で煮込むことにあります。
発祥の店とされるのは、1899年創業の「四海樓」。創業者の陳平順が、長崎で暮らす中国人留学生や華僑のために、手頃で栄養があり、しっかりおなかを満たせる料理として考案したと伝えられています。鶏ガラと豚骨を使ったスープへ、長崎で取れる山海の幸を加えた一品でした。
そして、このちゃんぽんが、後に久留米で豚骨ラーメンが生まれるヒントの一つになったとされています。肉・魚介・野菜・麺を一つの鍋で煮込み、具材の旨味を丸ごと一杯へまとめることが、長崎ちゃんぽん最大の特徴です。
- 四海樓
- 江山楼
- 康楽
- 群来軒
2.久留米ラーメン|九州豚骨ラーメンの原点
久留米ラーメンは、九州の豚骨ラーメンの原点とされるご当地ラーメン。博多や長浜、玉名、熊本など、九州各地に広がった豚骨ラーメンの流れをたどると、久留米へつながっていきます。
始まりとされるのは、1937年に久留米で開業した屋台「南京千両」。長崎ちゃんぽんと、当時の支那そばをヒントに作られたと伝えられています。誕生した当初のスープは、現在のような白濁したものではありませんでした。
その後、別の屋台「三九」で豚骨を強火のまま長時間煮込んだことから、白く濁った濃厚なスープが誕生。現在につながる豚骨ラーメンの形が、九州各地へ広がっていったんですね。
久留米ラーメンを特徴づけるのが、豚骨の旨味をしっかり引き出したスープです。店によっては、前日に残したスープへ新しく炊いたスープを加える「呼び戻し」と呼ばれる製法を用います。麺は細めから中細程度で、博多や長浜の極細麺よりやや太いものが一般的。豚脂を揚げた「カリカリ」を具として使う店があることも、久留米ならではです。
濃厚な豚骨スープだけでなく、白濁豚骨が生まれた歴史まで受け継いでいること。九州豚骨ラーメンの原点であり、「呼び戻し」によってスープの歴史まで炊き継いでいることが、久留米ラーメン最大の特徴です。
- 南京千両
- 大砲ラーメン
- 久留米ラーメン清陽軒
- 来福軒
- 沖食堂

福岡と佐賀で育った、三つの豚骨スタイル
3.博多ラーメン|極細麺と替え玉で一杯を組み立てる
博多ラーメンを特徴づけるのは、白濁した豚骨スープと、細いストレート麺です。麺は短い時間でゆで上がり、店によっては普通、カタ、バリカタ、ハリガネなど、好みの硬さを指定できます。
博多ラーメンを語るうえで外せないのが「替え玉」です。最初から麺を大盛りにするのではなく、スープを残しておき、追加の麺を注文します。紅しょうが、辛子高菜、すりごま、にんにく、ラーメンだれなどを卓上に置く店も多く、一玉目と替え玉で味を変えられることも楽しみの一つです。
ただし、「博多ラーメンは必ずこの味」という厳密な定義があるわけではありません。豚骨の濃度や香り、脂の量、麺の形には店ごとの違いがあります。極細麺、麺の硬さ、替え玉、卓上の薬味を組み合わせ、自分なりの食べ方を作れることが、博多ラーメンの特徴です。
- 博多一双
- 博多だるま
- 博多らーめん ShinShin
- 元祖赤のれん節ちゃんラーメン
4.長浜ラーメン|魚市場の仕事に合わせて生まれた極細麺
長浜ラーメンは、福岡市の魚市場とともに育ったラーメンです。発祥とされるのは、1950年代に開業した屋台「元祖長浜屋」。魚市場が長浜へ移転した後も、市場で働く人たちの食事として親しまれてきました。
忙しい仕事の合間でも、すぐに食べられるようにする。そのために使われたのが、火の通りが早い極細麺でした。細い麺は伸びやすいため、最初から大盛りにするのではなく、食べ終わるころに新しい麺を追加する「替え玉」が定着したとされています。
長浜系の店では、麺の硬さに加えて、脂の量を「ベタ」「普通」「ナシ」などから選べる場合もあります。極細麺や替え玉が名物として先に生まれたのではなく、魚市場で働く人へ素早く提供するための工夫として育ったことが、長浜ラーメン最大の特徴です。
- 元祖長浜屋
- 元祖ラーメン長浜家
- 長浜ナンバーワン
5.佐賀ラーメン|生卵と佐賀海苔を合わせる、まろやかな豚骨
佐賀ラーメンは、豚骨スープに生卵や佐賀海苔を合わせるスタイルで知られています。スープは豚骨を基本としながら、脂や塩味を強くしすぎない、まろやかな仕上がりが中心です。
麺は博多の極細麺よりやや太く、柔らかめにゆでたストレート麺。最大の特徴は、生卵をトッピングする文化です。全卵や卵黄をそのままスープへ加え、途中で崩しながら麺やスープとなじませます。
さらに、有明海の佐賀海苔をのせる店もあり、豚骨、生卵、海苔という組み合わせが、佐賀独自の形を作っています。まろやかな豚骨スープへ、生卵と佐賀海苔を組み合わせることが、佐賀ラーメンならではの特徴です。
- いちげん。
- らーめんもとむら
- 一休軒 呉服元町店
- 駅前ラーメン ビッグワン

玉名と熊本で広がった、焦がしにんにくの香り
6.玉名ラーメン|熊本ラーメンへつながる焦がしにんにく豚骨
玉名ラーメンは、熊本県北部の玉名市で親しまれているご当地ラーメンです。基本となるのは、濃厚な豚骨スープ、中細麺、そして細かく砕いた焦がしにんにく。注文すると、にんにくを入れるか尋ねられる店もあります。
玉名に豚骨ラーメンが伝わったきっかけは、久留米の屋台ラーメンだったとされています。そこから玉名独自の焦がしにんにく文化が育ち、さらに熊本市へ伝わって、後の熊本ラーメンにつながっていきました。
つまり玉名ラーメンは、久留米と熊本をつなぐ重要な存在。久留米から伝わった豚骨へ焦がしにんにくを加え、熊本ラーメンへ続く流れを作ったことが、玉名ラーメンの特徴です。
- 桃苑
- 大輪
- 千龍
- 天琴
7.熊本ラーメン|黒いマー油と揚げにんにくが主役
熊本ラーメンは、豚骨スープへ鶏ガラを合わせる店もあり、中太のストレート麺を使うことが特徴です。博多や長浜の極細麺と比べると麺は太く、しっかりとした形を持っています。
そして、熊本ラーメンの象徴が、にんにくを焦がして作る黒い「マー油」と、揚げにんにくです。玉名で使われていた焦がしにんにくが熊本市へ伝わり、店ごとの工夫によってマー油や揚げにんにくへと発展しました。
マー油は、焦がす度合いや油との配合によって香りやほろ苦さが変わり、白い豚骨スープの上に黒い線や膜を描きます。豚骨や鶏ガラのスープ、中太麺、黒いマー油、揚げにんにくという組み合わせが一つの様式として定着していることが、熊本ラーメンの特徴です。
- こむらさき
- 黒亭
- 桂花ラーメン
- 天外天
- 大黒ラーメン

大分・鹿児島・宮崎で育った、独自色の強いラーメン
8.佐伯ラーメン|醤油、にんにく、こしょうが利いた濃厚豚骨
大分県佐伯市で育った佐伯ラーメンは、濃厚な醤油豚骨スープと中太ストレート麺が基本です。こしょう、にんにく、ごまなどを強めに使う店が多く、白い豚骨スープだけでは終わらない、力強い構成を持っています。
材料や作り方を定めた厳密な定義があるわけではなく、醤油の色が濃いスープ、白く濁ったスープ、クリーミーなスープなど、店による違いもあります。それでも、濃い醤油豚骨、中太麺、にんにくやこしょうという要素が重なることで、「佐伯らしいラーメン」として地域に定着しました。
佐伯といえば海鮮の印象が強いかもしれませんが、ラーメン文化も見逃せません。濃厚な醤油豚骨へ、にんにく、こしょう、ごまを利かせた力強いスタイルが、佐伯ラーメンの特徴です。
- 藤原来々軒
- 香蘭
- 南国ラーメン
- 三男坊
9.鹿児島ラーメン|一つの型に収まらないことが最大の特徴
鹿児島ラーメンは、特定のスープや具材だけでは定義しにくいご当地ラーメンです。豚骨を土台としながら、鶏ガラ、野菜、煮干し、昆布、干し椎茸などを組み合わせる店があり、白く濁ったスープから褐色のスープまで、見た目も構成も大きく異なります。
麺は白っぽい中太麺が多く、比較的柔らかめ。もやしやキャベツなどの野菜を使う店が多いことや、ラーメンを待つ間に大根の漬物とお茶を出す店があることも、鹿児島のラーメン文化として知られています。
鹿児島ラーメンは、久留米を起点とする豚骨ラーメンとは異なる流れで発展したとされ、県内でも一つの味に統一されませんでした。豚骨の力強さを前に出す店もあれば、鶏、野菜、魚介、乾物のだしを重ねる店もあります。
豚骨を土台としながら、鶏、野菜、魚介、乾物を自由に組み合わせ、店ごとにまったく違う一杯が生まれることが、鹿児島ラーメン最大の特徴です。
- こむらさき
- のり一
- ざぼんラーメン
- ラーメン小金太
- かごしまラーメン我流風
10.宮崎ラーメン|軽やかな豚骨醤油ともやしの組み合わせ
宮崎には辛麺だけでなく、昔から親しまれてきた豚骨系の「宮崎ラーメン」もあります。豚骨スープへ醤油を合わせた、重たすぎない仕上がりが一つの特徴です。
麺は極細ではなく、中細から中太程度。チャーシュー、青ねぎ、もやしなどをのせる店が多く、卓上のにんにく醤油や薬味で味を調整する文化もあります。ただし、宮崎ラーメンにも厳密な定義があるわけではなく、軽やかな店もあれば、豚骨や鶏ガラをしっかり炊く店もあります。
豚骨醤油、中細から中太の麺、もやし、卓上のにんにくという比較的シンプルな構成の中で、店ごとの味が育っていることが、宮崎ラーメンの特徴です。
- 栄養軒
- 屋台骨
- 拉麺男
- ラーメン本舗さといも
11.宮崎辛麺|唐辛子、にんにく、ニラ、卵を合わせた赤い一杯
宮崎辛麺は、延岡市で生まれたご当地麺です。スープには唐辛子、にんにく、ひき肉、ニラを加え、溶き卵でまとめます。豚骨ラーメンとは材料も見た目も異なり、真っ赤なスープが目印です。
麺には、そば粉と小麦粉を使った弾力の強い、通称「こんにゃく麺」がよく使われます。名前に「こんにゃく」とありますが、一般的にはこんにゃくそのものを使った麺ではありません。辛さを段階的に選べる店が多く、中華麺やうどん麺へ変更できる場合もあります。
麺を食べた後のスープへご飯を入れ、卵、ひき肉、にんにくと合わせて仕上げる食べ方も定着しています。唐辛子、にんにく、ニラ、ひき肉、卵と、弾力のあるこんにゃく麺を一つの料理として組み合わせることが、宮崎辛麺の特徴です。
- 辛麺屋 桝元
- 麺屋つつみ
- 辛麺 NAKANOYA
- 辛麺屋 輪

港町だから生まれた、魚が主役の個性派ラーメン
12.串木野まぐろラーメン|マグロのだしと漬けを使う港町のラーメン
鹿児島県いちき串木野市は、遠洋マグロ漁業と深い関わりを持つ町です。その地域産業を生かして開発されたのが、串木野まぐろラーメン。地元の飲食店が協力し、マグロを使うご当地ラーメンを作り上げました。
基本となるのは、マグロや野菜、昆布などから取った和風スープ、ちぢれ麺、マグロの漬けです。店によっては、マグロの竜田揚げ、大葉、わさびなども加わります。
大きな特徴は、マグロをスープのだしだけでなく、具としても使うこと。ラーメンの上に魚を少し添えるのではなく、マグロの頭や身を、だし、漬け、揚げ物など複数の形で生かします。港町の基幹産業であるマグロを、一杯の中で余すことなく表現していることが、串木野まぐろラーメンの特徴です。
- 昔ながらのラーメン屋 みその食堂
- 大衆中華 蘭蘭
- 味工房みその
13.枕崎かつおラーメン|本枯節のだしから具までカツオ尽くし
鹿児島県枕崎市は、カツオ漁とかつお節の生産で知られる町です。その枕崎で作られたのが、かつおラーメン。スープには、枕崎の本枯節や焼いたカツオの頭、野菜などを使い、豚骨ではなくカツオを中心にだしを組み立てます。
具にも、カツオの漬け、切り身の天ぷら、竜田揚げなどが使われます。店によって仕立ては異なりますが、スープだけを魚介系にするのではなく、カツオの身も主役として扱っていることが共通点です。
枕崎のかつお節文化を語るうえで重要なのが、本枯節です。カツオを煮て、燻して、カビ付けと乾燥を繰り返して作る本枯節は、完成までに長い時間を必要とします。本枯節やカツオの頭からだしを取り、カツオの漬けや揚げ物まで具として使うことが、枕崎かつおラーメン最大の特徴です。
- あじひろ
- 枕崎名物料理 だいとく

九州のラーメンをお土産や自宅でも楽しむ
九州には、現地の店だけでなく、家庭で長く親しまれてきたラーメンもあります。有名店の味を再現した商品だけでなく、九州のスーパーに並ぶ袋麺やカップ麺にも注目したいところです。
うまかっちゃん|九州の家庭で親しまれてきた袋麺
ハウス食品の「うまかっちゃん」は、九州で広く親しまれている豚骨味の袋麺です。定番の白濁豚骨に加えて、からし高菜や香ばしいにんにくなど、九州の食文化を取り入れた味も展開されています。
特別なお土産箱に入ったラーメンとは少し違い、九州のスーパーに並ぶ日常に近い味を持ち帰れることが魅力です。卵、ねぎ、紅しょうが、高菜などを加えて、家庭ごとの食べ方を楽しめます。
マルタイの棒ラーメン|九州各地の味を食べ比べる
マルタイといえば、細長い袋にまっすぐな乾麺が入った棒ラーメン。定番商品のほか、博多、久留米、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島など、九州各地のラーメンをイメージした商品が展開されています。
油で揚げていない棒状の乾麺を使うため、一般的な袋麺とは違う食感があることも特徴です。九州各地のラーメンを一度に食べ比べたいときにも選びやすいシリーズです。
サンポー焼豚ラーメン|佐賀生まれの定番カップ麺
佐賀県のサンポー食品が作る「焼豚ラーメン」は、九州を中心に長く親しまれてきたカップ麺です。豚骨スープへ焼豚、ねぎ、コーン、紅しょうがを合わせた定番商品のほか、長浜豚骨、熊本豚骨、宮崎辛麺など、地域のスタイルを取り入れた商品もあります。
五木食品の棒状ラーメン|熊本の家庭に近い味
熊本県の五木食品には、「アベックラーメン」や「熊本もっこすラーメン」など、九州で長く親しまれてきた棒状ラーメンがあります。焦がしにんにくや黒マー油を取り入れた商品もあり、家庭で熊本系のラーメンを楽しむ入口になります。
お土産用ラーメンを選ぶときは、価格や内容量だけでなく、「どの町の、どんな特徴を持ち帰りたいか」で探してみるのも面白いでしょう。
九州には、まだまだ知られていないラーメンがある
久留米から始まった白濁豚骨。魚市場の仕事に合わせて育った長浜の極細麺。生卵と佐賀海苔を合わせる佐賀ラーメン。焦がしにんにくを受け継いだ玉名と熊本。一つの型に収まらない鹿児島ラーメン。そして、マグロやカツオを町の食文化ごと一杯にした港町のラーメン。
13種類を並べてみると、九州のラーメンが、単に一つの味や一つの麺で語れるものではないことが分かります。それぞれの地域が、材料、食べ方、仕事、町の歴史に合わせて、自分たちのラーメンを育ててきました。
今回紹介したもの以外にも、九州各地には、特定の町や数軒の店だけで受け継がれているラーメンがあります。昔から通っている地元の店、帰省すると食べたくなる一杯、旅行中に偶然見つけた忘れられないラーメン。全国的に有名でなくても、その人にとって大切な一杯があるはずです。
あなたが推したい九州のラーメンも、ぜひ教えてください。
九州の観光スポットをテーマ別に探す
夏に行きたい!九州の涼しい観光スポット
年々暑さが増す日本の夏。南国の九州ですが、実は涼しく過ごすことができるスポットがたくさんあるんです。福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の夏でも涼しさを感じられる観光スポットをまとめました。
夏だから楽しめる九州のアクティビティ・フォトジェニックな景色
南国九州は、夏だからこそ楽しめるアクティビティやフォトジェニックな景色が満載!海も山も、夏に行きたいおすすめスポットをぎゅっと集めました。










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