長湯温泉は、大分県竹田市直入町の芹川沿いに、日帰り湯と宿が点在する炭酸泉の温泉地です。御前湯の木造西洋風建築、川の中のガニ湯、細かな泡が肌につくラムネ温泉館などを歩いて選べます。
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長湯温泉の早わかり
| 場所 | 大分県竹田市直入町長湯(芹川沿い) |
|---|---|
| 特徴 | 高温の炭酸ガス含有温泉と、飲泉文化が残る温泉街 |
| 日帰り湯 | 公式サイトでは宿を含め22か所を案内。施設ごとに料金・営業時間が異なる |
| 代表的な施設 | 温泉療養文化館 御前湯、ラムネ温泉館、しづ香温泉、ガニ湯 |
| 車の目安 | JR豊後竹田駅から約20分、湯布院ICから約40分 |
| 公共交通 | 豊後竹田駅前から道の駅ながゆ温泉まで路線バスあり。本数は少ない |
長湯温泉はどんな場所?
長湯温泉は、くじゅう連山の南側にあたる竹田市直入町の温泉地です。市の案内によると、温泉街には十数軒の旅館が立ち並び、炭酸ガスを含む高温の湯には重炭酸イオン、カルシウム、マグネシウム、鉄分が含まれます。湯に入るだけでなく、温泉を飲む飲泉文化も長く受け継がれ、温泉街には飲泉場もあります。
温泉地の中心は芹川の両岸です。橋を渡りながら御前湯、観光案内所、おんせん市場、共同浴場や旅館の日帰り湯を結べるため、同じ炭酸泉でも建物、湯温、露天の有無、設備を見比べて行き先を決められます。ひとつの大型施設で完結する場所ではなく、入浴先を選び、街の小さな施設を歩いてつなぐ温泉地として考えると回りやすくなります。
日帰りで訪れるときは、先に入りたい湯を一つ決め、その営業時間に合わせて到着時刻を組むのが基本です。早朝から受け付ける御前湯、夜まで開くラムネ温泉館、午前から夕方のしづ香温泉のように開館帯が違うので、複数湯を回る場合も、当日の営業案内を起点に順番を決めます。
長湯温泉で何ができる?
御前湯で芹川を眺めながら入浴する
温泉療養文化館 御前湯は、長湯温泉街の目印になる木造西洋風の建物です。竹田市は、温泉療養の歴史が長いドイツを意識した建築として案内しており、温泉街の成り立ちを建物からつかみやすい場所です。御前様のための湯屋に由来する名称も、長湯の歴史とつながっています。
館内には大浴場、露天風呂、家族風呂、サウナなどがあり、公式案内では受付時間は6:00〜20:00、定休日は毎月第3水曜日です。入浴料は2025年8月1日改定後、市外の大人700円、竹田市内の大人500円、小学生以下300円、家族風呂2,400円です。早い時間に到着する旅程なら、朝の入浴から温泉街を歩き始める選択もできます。
御前湯と観光案内所、おんせん市場は「道の駅ながゆ温泉」として案内されています。入浴後に物産館へ寄るなら、同じ建物内ではなく別棟にあることを念頭に、駐車位置と徒歩の動線を見ておくと迷いにくくなります。
ラムネ温泉館の低温露天と内湯を入り分ける
ラムネ温泉館は、温泉街の中でも炭酸の泡を感じる湯を目当てに訪れやすい施設です。公式案内では、大浴場に42℃の内湯と32℃の外湯(露天)があり、源泉かけ流しの二つを交互に利用するつくりです。温度の違いが明確なので、熱い湯だけでは長く入りにくい人も、外湯と内湯の性格を分けて選べます。
開館は10:00〜22:00で、休館日は毎月第1水曜日、1月と5月は第2水曜日です。大浴場の入浴料は大人800円、小学生400円、未就学児200円。備え付けのシャンプー・ボディーソープは大浴場にないため、必要な人は持参または館内販売を利用します。待合室2階の美術館は入場無料で、長湯と縁のある高田力蔵の絵画や川端康成の書などを展示しています。
道路から入る際は県道30号の長湯山脇三叉路を目印に橋を渡る経路が公式に示されています。温泉街の中心で一度入浴してから移動する場合は、地図で芹川の反対側かどうかを確認すると、短い距離でも往復を減らせます。
川の中のガニ湯と芹川沿いの風景を見る
ガニ湯は芹川の中に設けられた露天風呂で、長湯温泉を象徴する景観の一つです。橋や川沿いから見ると、湯船が川の流れに近い位置にあることが分かり、建物の中で入る湯とは異なる温泉街の風景になります。入浴そのものを予定に入れない場合でも、御前湯周辺を歩く途中に川と湯の距離感を見に行く立ち寄り先になります。
この湯は開放的な場所にあるため、落ち着いて長く過ごすための浴場というより、川沿いの温泉地らしい景観を見て回る場所です。川の水位や周辺状況は天候で変わるため、現地では安全上の表示に従い、無理に近づかないようにします。温泉街を歩く順番では、御前湯の建物と合わせて見ると、施設型の湯と屋外の湯の違いがつかめます。
共同浴場や旅館の日帰り湯を選んで湯を比べる
長湯温泉の公式サイトは、宿を含め22か所の日帰り温泉を案内しています。大きな浴場だけを一律に回るのではなく、湯温、露天、家族風呂、洗い場の備品、営業時間を比べ、滞在の目的に合う一湯を選べるのが特徴です。共同浴場では設備が簡素な場合があり、旅館では日帰りの受入時間が限定されることもあるため、利用先を決めてから向かいます。
たとえばしづ香温泉は、無人営業の源泉かけ流しの湯で、大人200円、子ども100円、7:00〜19:00、無休と公式サイトに示されています。完全予約制の家族風呂は通常営業後の19:00〜23:00に受け付け、1組60分2,000円、1日4組限定です。日帰りで家族風呂を使いたい場合は、当日から2週間後まで受け付ける予約条件を先に確認する必要があります。
一つの施設で長く過ごすか、違う湯温や建物の湯を二つ選ぶかで、日帰りの内容は変わります。温泉街の全施設を短時間で巡ることを目的にするより、食事や芹川沿いの散策を挟みながら、入浴先ごとの利用条件を尊重して組む方が現実的です。
いつ訪れる?おすすめの季節・時間は?
| 時期・時間 | 過ごし方の目安 |
|---|---|
| 通年 | 日帰り湯は通年利用できるが、施設ごとに休館日・受付時間が異なる |
| 朝 | 御前湯は6:00から受付。早朝に入浴する場合は第3水曜日の休館を避ける |
| 昼 | 温泉街を歩き、御前湯・おんせん市場・ガニ湯周辺をつなげやすい時間帯 |
| 夜 | ラムネ温泉館は22:00まで。月ごとの休館日を先に確認する |
長湯温泉は、特定の花や催事だけを狙う場所というより、湯の入り方を選んで訪れる温泉地です。秋冬は冷えた外気のなかで露天風呂を選ぶ楽しみがありますが、屋外の移動や共同浴場の設備を考えると、着替えや上着を用意しておくと過ごしやすくなります。夏も利用できますが、炭酸泉でのぼせないよう、各施設の注意書きに従って休憩と水分補給を取ります。
日帰り入浴の時間と費用の目安
長湯温泉では、温泉街全体で共通の入浴券や一律の料金はなく、利用する施設ごとに金額と時間を選びます。日帰り観光では、まず一湯を入浴の中心にし、食事や川沿いの散策を加えるかで滞在の組み方を決めます。家族風呂や旅館の日帰り湯は予約・利用時間が異なるため、到着後に探すより先に候補を絞ると安心です。
| 施設・利用 | 料金 | 営業時間・条件 |
|---|---|---|
| 御前湯(市外大人) | 700円 | 受付6:00〜20:00、毎月第3水曜休館 |
| 御前湯(小学生以下) | 300円 | 家族風呂は2,400円 |
| ラムネ温泉館 大浴場 | 大人800円、小学生400円、未就学児200円 | 10:00〜22:00。第1水曜休館、1月・5月は第2水曜 |
| しづ香温泉 | 大人200円、子ども100円 | 7:00〜19:00、無休 |
| しづ香温泉 家族風呂 | 1組60分2,000円 | 完全予約制、1日4組、19:00〜23:00 |
料金は2026年8月に確認した各施設・竹田市の案内によります。特に御前湯は2025年8月1日に入浴料が改定されているため、古い日帰り入浴一覧の料金を旅程の根拠にしないことが大切です。日帰りの所要は入浴先、食事、散策の組み合わせで変わるため、固定の一律時間としては扱わず、各施設の受付終了時刻を優先して予定を作ります。
長湯温泉へのアクセス・おすすめの交通手段
長湯温泉へは、複数の入浴施設や周辺スポットを選びやすい車での訪問が向いています。JR豊後竹田駅からは車で約20分、湯布院ICからは約40分で、温泉街内でも行きたい湯に合わせて移動できます。
| 交通手段 | アクセス | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 車 | JR豊後竹田駅から約20分 | 施設ごとに駐車場の有無・台数が異なる。しづ香温泉は10台 |
| 高速道路から車 | 湯布院ICから約40分 | 山間部を通るため、季節・天候に応じて道路情報を確認する |
| 路線バス | 豊後竹田駅前から道の駅ながゆ温泉まで、高伏経由約30〜35分または久住経由約45分 | 本数が少ない。往復の時刻を先に確認する |
| タクシー | 豊後竹田駅から長湯温泉まで約20分 | 2〜3人ではタクシー利用も案内されている |
訪れる前に知っておきたいこと
入浴先ごとの時間・備品を確認する
長湯温泉は施設ごとに営業時間、休館日、料金、備品が異なります。ラムネ温泉館の大浴場にはシャンプー・ボディーソープの備え付けがなく、共同浴場も設備が簡素な場合があります。タオルや洗面用品が必要か、当日の入浴先で確認してから出発します。
家族風呂は予約条件を先に押さえる
しづ香温泉の家族風呂は完全予約制で、通常営業後の時間帯に1日4組だけ受け付けます。日帰りで家族風呂を目的にする場合は、到着後の空きを期待せず、電話で利用可能日と受付条件を確認してから移動します。
市営施設の改定後料金と休館日を基準にする
御前湯と長生湯の入浴料は2025年8月1日に改定されました。ウェブ上には以前の料金を載せた資料も残るため、御前湯は竹田市の改定案内と公式サイト、長生湯は市の案内を優先します。御前湯の休館日は毎月第3水曜日です。
周辺で一緒に訪れたいスポット
| スポット名 | 長湯温泉との関係 | 主な見どころ |
|---|---|---|
| 水の駅おづる・小津留湧水 | 同一モデルコース「水巡り(直入編)」で、桑畑湧水の次に巡る経路として案内 | 毎分4トンが湧く小津留湧水、直売所と食事処 |
| 芹川ダム(芹川ダム公園) | 同一モデルコースで、小津留湧水の次に巡る経路として案内 | ダム湖と山あいの景観 |
| 久住高原 | 竹田市観光協会のアクセス案内では、湯布院ICから長湯温泉を経て久住高原へ向かう経路が示される | くじゅう連山の山並みと高原のドライブ |
基本情報
| 名称 | 長湯温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 大分県竹田市直入町長湯 |
| 主な日帰り施設 | 御前湯、ラムネ温泉館、しづ香温泉など |
| 御前湯 | 竹田市直入町長湯7962-1/0974-64-1400/受付6:00〜20:00/毎月第3水曜休館 |
| ラムネ温泉館 | 竹田市直入町長湯7676-2/0974-75-2620/10:00〜22:00/毎月第1水曜休館(1月・5月は第2水曜) |
| しづ香温泉 | 竹田市直入町長湯7655/080-5200-7655/7:00〜19:00/無休/駐車場10台 |
| 公式案内 | 長湯温泉.com/竹田市観光ツーリズム協会 |
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