佐賀県唐津市相知町に伝わる相知高菜漬は、在来の相知高菜を漬け込んで作る漬物です。飴色がかった葉に、乳酸発酵によるほどよい酸味があります。白いご飯にもよく合います。
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相知高菜漬とは?
相知高菜漬は、唐津市相知町を中心に育てられる在来の「相知高菜」を原料にした高菜の古漬けです。相知高菜は小ぶりながら葉が大きく、繊維がやわらかいのが持ち味。収穫後に木樽へ漬け込み、時間をかけて乳酸発酵させます。相知で育った在来高菜を使う点が、ほかの高菜漬との違いです。
相知高菜漬にまつわる話
「相知」という名は、相知町楠地区を産地とする高菜に結び付いた呼び名です。作礼山の山麓で古くから栽培され、明治以降に相知町の炭鉱で働く人々が増えると、手軽なご飯のおかずとして高菜漬の需要も伸びていきました。大正期には製造販売も始まり、地域の味として県内外へ広がったと伝えられています。
その後は収量の多い品種へ移り、相知高菜は一時ほとんど姿を消しました。相知町楠で残っていた種子が見つかり、試験栽培を経て2009年に漬物として復活しました。
相知高菜漬はどんな味?主な使い方
相知高菜漬は、やわらかな歯ざわりと、乳酸発酵による甘酸っぱさが特徴です。ウコン塩で漬けることで飴色になり、穏やかな風味があります。そのまま少量を添えるほか、温かなご飯やおにぎりにもよく合います。
刻んでごま油でさっと炒めると香りが立ち、白ご飯や焼き飯にも使いやすくなります。細かくして卵焼きや炒飯、パスタの具に加える使い方もあります。加熱時間によって食感は変わります。お茶漬けに少量添えることもできます。
相知高菜漬が有名な地域、買える・味わえる主な場所
相知高菜漬が有名な地域は、佐賀県唐津市相知町です。栽培は相知町を中心に、相知高菜の栽培条件を満たすJAからつ管内でも行われ、漬け込みや加工は相知町近郊にもつながっています。唐津駅周辺の地域物産を扱う施設や、唐津・相知エリアの土産物店で販売されることがあります。生産量や取り扱いは時期によって異なります。
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