福岡で「カナトフグ」と呼ばれるシロサバフグは、夏から秋に玄界灘で水揚げされるフグです。あっさりした白身で、刺身では弾力を、鍋ではほどける身とだし、唐揚げや天ぷらでは衣との組み合わせを楽しめます。
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シロサバフグとは?
シロサバフグは、福岡の筑前海、つまり玄界灘で水揚げされるフグの一種です。地元ではカナトフグの名で親しまれ、福岡県の水産情報では標準和名をシロサバフグとしています。福岡県は天然フグの水揚げが豊富な地域で、そのなかでもカナトフグは手に取りやすく、暮らしに近い存在。夏から秋にかけて水揚げされる、あっさりした白身の味わいが持ち味です。
シロサバフグにまつわる話
福岡のふく料理ではトラフグがよく知られていますが、カナトフグも地元で長く食べられてきました。福岡県漁連などが紹介する情報によると、玄界灘のカナトフグは昭和の頃から漁獲され、価格が比較的手頃なこともあって親しまれてきた魚です。鍋やみそ汁など、家庭料理にも使われています。
漁は、サバを餌にした籠を海へ入れ、しばらくして引き上げる籠漁で行われます。水揚げ後は鮮度を保ちながら処理・加工へ進みます。県が定める操業期間は8月1日から12月31日で、資源に配慮してさらに短い期間で操業する漁業者もいるそうです。
シロサバフグはどんな味?おすすめの食べ方
シロサバフグの身は白く、刺身では透き通るような見た目と、ほのかな甘み、弾力が楽しめます。福岡県公式観光サイトも夏から秋のシロサバフグを「あっさりとした味わい」と紹介しています。薄造りにポン酢と薬味を添えると、柑橘の酸味が淡い白身を引き締めます。
火を入れるなら、鍋、みそ汁、唐揚げ、天ぷらが定番です。鍋では身がほろりとほどけ、フグのうまみが汁に移ります。締めは雑炊にもできます。唐揚げや天ぷらでは、やわらかな白身と衣の香ばしさがよく合います。購入時や外食時は、ふぐを適切に処理した商品・料理として味わいます。
シロサバフグが有名な産地、食べられる主な場所
主な産地は玄界灘に面する福岡県の筑前海です。水揚げ港としては、糸島の船越・姫島・野北、福岡市の西浦・玄界島、新宮町の相島、宗像の鐘崎・津屋崎・大島、遠賀町の柏原などが挙げられます。海沿いの地域では、鮮魚店や飲食店で刺身、鍋、揚げ物として出会えることがあります。天候や水揚げで扱いは変わるため、お目当ての料理がある場合はその日の入荷を確認すると安心です。
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