鹿児島で「そうめん流し」と聞けば、竹を流れる麺ではなく、円い器の中を冷たい水がくるくる巡る光景を思い浮かべる人も多いはず。円形の器を流れる冷たい水から、そうめんを箸ですくい、つゆと薬味で食べるのが特徴です。
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鹿児島のそうめん流しとは?
鹿児島のそうめん流しは、中央から水が湧くように流れる円形の回転式器具を囲み、流れてくるそうめんを各自ですくって食べるスタイルです。長い竹樋を流す一般的な「流しそうめん」とは、麺を巡る水流のつくりが違うのが大きな特徴。冷水で締まった細い麺を、つゆと薬味でつるりと味わいます。鹿児島では夏の風物詩として親しまれています。
そうめん流しにまつわる話
鹿児島県の観光情報では、指宿市の唐船峡がそうめん流し発祥の地として紹介されています。唐船峡は、平成の名水百選にも選ばれた湧水を生かしてそうめんを冷やせる場所として知られ、回転式そうめん流し器の発祥地ともされています。器の中心から出る水は、同じ水がただ回っているのではなく、清らかな水が流れ続ける仕組みとされます。目の前を麺が通り過ぎるため、水流に合わせて箸ですくいます。鹿児島では、竹樋を使う「流しそうめん」とは別に、回転式の器を使うスタイルも「そうめん流し」と呼ばれています。
そうめん流しはどんな味?おすすめの食べ方
そうめんそのものは小麦のやさしい風味を持つ細い麺ですが、冷たい水でしっかり締めることで、つるりとしたのど越しと軽快な食感が引き立ちます。基本はめんつゆに、ねぎ、しょうが、薬味を添える食べ方。すくったら早めにつゆへ入れると、ほどよく冷えた状態を楽しめます。冷水をくぐった麺は、つるりとした口当たりです。唐船峡では、マスの塩焼きや鯉料理などをそうめんと一緒に味わえることもあります。家では、氷水でよく冷やしたそうめんに、ねぎやしょうがなどの薬味を合わせられます。
そうめん流しが有名な地域、食べられる主な場所
代表的なのは、回転式そうめん流し器の発祥地とされる指宿市・唐船峡です。ほかにも鹿児島市の慈眼寺公園周辺、霧島山麓に近い湧水町、北薩の阿久根市など、水や緑を感じられる地域で親しまれています。営業時期や内容は施設ごとに異なるため、出かける前に最新情報を確認するのが安心。
そうめん流しは家でも美味しく味わえます!
回転式の器具がなくても、そうめんをたっぷりの氷水で冷やし、好みの薬味とつゆを用意すれば、家でも心地よい一皿になります。卓上のそうめん流し器を使えば、円形の水流から麺をすくう食べ方も再現できます。
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