竹瓦温泉は、大分県別府市の別府駅近くにある市営温泉で、唐破風造の木造建築と昔ながらの内湯、温めた砂に横たわる砂湯を利用できます。重なった屋根と大きな玄関が、駅前通りから海側へ下る市街地の一角に立っています。
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竹瓦温泉の早わかり情報
| 特徴 | 1938年建設の木造建築、内湯、砂湯 |
|---|---|
| 内湯 | 6:30〜22:30、大人300円 |
| 砂湯 | 8:00〜22:30、最終受付21:30、1,500円 |
| 休館日 | 第3水曜日(祝日の場合は翌日) |
| アクセス | JR別府駅から徒歩約10分 |
| 駐車場 | なし |
竹瓦温泉はどんな場所?唐破風の木造建築で内湯と砂湯を利用できる市営温泉
竹瓦温泉は明治12年(1879年)に創設された市営温泉です。初期の浴場が竹屋根、その後の改築が瓦葺きだったことから「竹瓦温泉」と呼ばれるようになったと伝えられます。現在の建物は昭和13年(1938年)に建てられ、正面の唐破風造の屋根と、裳階を備えた入母屋造り・寄棟造りの外観が、別府温泉のまちなかでひときわ目を引きます。
入浴施設として使われ続ける一方、建物は国の登録有形文化財です。玄関の内側には高い天井のロビーが続きます。観光用に整えられた展示施設ではなく、日常に使われる公衆浴場の空間に、昭和初期の建築が残っている点がこの場所の特徴です。
利用は内湯と砂湯で分かれます。内湯は地元の人も使う小規模な浴場で、男湯・女湯とも内湯が1槽ずつ。砂湯は専用の浴衣に着替えて利用し、入浴方法も受付から順に案内されます。砂湯まで利用する場合は、受付や着替えに加えて、混雑時の待ち時間も必要です。
竹瓦温泉の4つの見どころ
唐破風の屋根と木造の外観
入口に立つと、正面に大きく張り出した唐破風の屋根、その奥に重なる瓦屋根が見えます。別府市の案内では、現在の建物は木造瓦葺き2階建てで、建築面積は711.84平方メートル。近代の温泉建築としての姿を保ちながら、今も内湯と砂湯の受付が置かれています。
昼間は屋根の輪郭や木部の陰影を追いやすく、夜は周辺の街灯の中で建物の正面が浮かびます。玄関前は現在も利用者が出入りする場所です。
高い天井のロビーと昔ながらの内湯
玄関の先には天井の高いロビーがあり、昭和初期の面影を残す湯上がりの休憩空間になっています。浴室へは脱衣場から階段を下りる造りで、内湯は現代的なスーパー銭湯とは異なる、共同浴場らしい簡潔な設備です。
男湯は塩化物・炭酸水素塩泉、女湯は炭酸水素塩泉と、温泉分析書では泉質が分かれています。浴場にはシャワーがなく、洗面器は無料で利用できます。シャンプー、リンス、ソープのセット、タオル、ドライヤーは有料なので、必要なものを持参するか券売機で購入します。
温めた砂に包まれる砂湯
砂湯では専用の浴衣に着替え、温泉で温められた砂の上に横たわります。係の人が腹部から足、肩へ砂をかけるため、湯船に浸かる内湯とは体の温まり方も姿勢も異なります。砂湯の利用後は、浴衣を着たまま備え付けのシャワーで砂を洗い流し、普通浴も無料で利用できます。
砂湯は最大8人が同時に利用でき、番号札で順番が案内されます。砂に入る時間は15分が目安で、受付、着替え、順番待ち、砂を落とす時間は含まれません。混雑や浴槽準備の状況によって待ち時間が発生し、最終受付が21:30より早まる場合もあります。
砂湯用の浴衣の下には下着を着けず、眼鏡、時計、ピアス、ネックレスなどの小物を外して利用します。砂湯は6歳以上が対象です。電話やインターネットでの予約は受け付けていないため、当日、施設受付で利用を申し込みます。
周辺の路地と近代建築
竹瓦温泉の前から流川通りへは、全長約60メートルの木造アーケード「竹瓦小路」が続きます。温泉を中心に、別府駅と北浜の間には商店街、路地、近代建築が点在します。
竹瓦温泉から北浜側には別府タワー、流川通りの山側には別府市公会堂があります。竹瓦小路とあわせて、徒歩圏に近代建築や昔ながらの路地が残っています。
時間と費用の目安
内湯は大人300円、砂湯は6歳以上1,500円です。砂湯は、砂に入る15分とは別に、受付、着替え、順番待ち、砂を落とした後の普通浴に時間がかかります。
| 区分 | 料金・利用の要点 |
|---|---|
| 内湯 | 大人(中学生以上)300円、小人100円、小学生未満無料 |
| 砂湯 | 1,500円。6歳以上が利用可能 |
| 砂湯回数券 | 10回13,500円 |
| 備品 | 洗面器は無料。タオル、シャンプー類、ドライヤー、コインロッカーは有料 |
砂湯を利用すると内湯にも入れます。市営の砂湯は電話・インターネットを含めて予約を受け付けておらず、当日、施設受付で受け付けます。砂湯の順番は番号札で案内され、待ち時間は混雑状況によって変わります。
竹瓦温泉へのアクセス・駐車場
竹瓦温泉は、JR別府駅から徒歩約10分です。施設に駐車場はありません。車では別府ICから別府駅方面へ約15分で、周辺の有料駐車場を利用します。
| 交通手段 | アクセス | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 徒歩 | JR別府駅から駅前通りを約10分 | 駅から海側へ下る市街地のルート |
| 路線バス | 別府駅東口から「流川ゆめタウン前」まで約5分、下車後徒歩約2分 | 15・16・16A・17・19・AS60系統が案内されている |
| 車 | 東九州自動車道別府ICから別府駅方面へ約15分 | 施設駐車場はないため周辺駐車場を利用 |
| 港から | 別府国際観光港から別府駅方面へ車で約10分 | フェリー到着後の市街地移動に使える目安 |
訪れる前に知っておきたいこと
砂湯は予約制ではなく、待つ場合がある
砂湯は予約を受け付けておらず、直接受付で利用します。最大8人同時利用のため、混雑時は順番待ちになり、状況によっては最終受付が21:30より早まることがあります。
内湯にはシャワーがない
内湯にはシャワーがなく、洗面器のみを無料で利用できます。石けんやシャンプー、タオルを使う場合は持参するか、施設内の券売機で購入します。
飲酒後は入浴・砂湯を利用できない
ビールなどを飲んでの入浴・砂湯利用は禁止されています。入浴前の飲酒は避ける必要があります。
周辺で一緒に訪れたいスポット
| スポット名 | 竹瓦温泉との関係 | 主な見どころ |
|---|---|---|
| 竹瓦小路 | 竹瓦温泉前から流川通りまで続く約60mの木造アーケード | 木造アーケードと路地 |
| 別府タワー | 竹瓦温泉から北浜交差点方面へ約400m。別府たびの文化的建造物コースで同時に紹介 | 別府湾を望む北浜のランドマーク |
| 別府市公会堂 | 竹瓦温泉から流川通りを山側へ約500m。同じ文化的建造物コースに含まれる | 1928年建築の公会堂と外観 |
基本情報
| 名称 | 竹瓦温泉 |
|---|---|
| 住所 | 〒874-0944 大分県別府市元町16番23号 |
| 電話 | 0977-23-1585 |
| 営業時間 | 内湯 6:30〜22:30/砂湯 8:00〜22:30(最終受付21:30) |
| 休館日 | 第3水曜日(祝日の場合は翌日) |
| 予約 | 砂湯を含む市営温泉は予約不可 |
| 駐車場 | なし |
| 公式サイト | 別府市 竹瓦温泉 |
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